受験生をお持ちの保護者のみなさまへ①

2022年12月27日 15:31 更新

いつもお世話になっております。
毎年これからの時期になると、「子供にどう接していくのが一番いいのか」ということで悩まれる保護者の方が非常に増えます。

そこで今回は、今現在大学生の受講生たちが卒業するときに取ったアンケートを全4回に分けて載せていきます。
中には、「親の気持ちも知らないで」と不満になることも書いているかもしれません。
しかし、実名は載せないことを約束して書いてもらっていますので、かなりの本音が書いてあると思います。

どうかこの内容をヒントに、「愛するわが子への接し方」をお考え頂ければ幸いです。

【親に言われて・されてうれしかったこと】

・受験直前で不安になっていた時に「頑張ったんだから、たとえ落ちたとしてもどこでもやっていけるよ」と言ってもらったこと。 (T. Mくん東京海洋大合格)

・精神的に不安定なとき、いつも「今日は○○に行こう」と連れ出してくれて、勉強のことを忘れさせてくれたこと。(U. Aさん名古屋市立大合格)

・別に何かしてもらったという記憶はないけれど、いつも見守っていてくれていたのは気づいていました。 (Y. Aさん愛知県立芸術大合格)

・勉強しているときは一切話しかけてこなかったこと。ご飯食べているときや休憩しているときは勉強のことにはほとんど触れずに明るく話しかけてくれたこと。 (Y. Kさん岐阜大合格)

・毎日の衣食住が安定していたこと。たまには喧嘩もあったけど、家族がいつも穏やかで平和だったこと。 (K. Sくん防衛大学校合格)

・勉強のことで干渉してこなかったこと。(T.O くん東京大合格)

・母の「親は、あなたの健康管理とお金を出してあげることしかできないから、ちゃんと自分で決めて結論をお母さんでもお父さんでも教えて」という言葉。言われたときは重い一言だったけど、そのおかげで最後まで頑張れた。 (C. Iさん早稲田大合格)

・自分が食べることを好きなのを知っていた両親に、「今日は○○へ魚を食べに行くからお前も来い。勉強ばっかりじゃストレスたまる。息抜きも大事だ」としょっちゅう連れ出された。「こんな親、いないよなあ」と思いながらも素直に嬉しかった。(K.Sくん岐阜大合格)

・最後の最後まで「やれるだけのことをやってきたんだから大丈夫。落ち着いて」と言ってくれた。この言葉は、激励でも叱咤でも言ってくれた。 ( M.Kさん愛知県立大合格)

・自分のやりたいようにやらせてくれた。 (Y.Kさん　青山学院大合格)

・母からの「あなたは何も心配しなくていいの。自分がやるべきことを精一杯やりなさい」という笑顔での一言。 (K. Sくん愛知教育大合格)

・勉強していると「お、その調子、その調子」と言って部屋の前を通り過ぎる。休憩しているときは黙って不敵な笑みを浮かべて通り過ぎる。自分の性格をわかっている父のその行動に「参った」と思った。頭が上がりません。 (D.Nくん岐阜大合格)