いよいよ最終受験準備に入る頃
息子は塾へは通っておりましたが、このままで大丈夫なのか
迷えば切りがなくて

そんな中、桧山様からお話しをうかがう中で、
何か直感的なものを感じ、息子のやる気に
賭けてみることにしました。

それからの息子は夢に向かい、徐々にモチベーション上げていき、
夏休みを境に最大の努力をしておりました。

迎えたセンター試験。ここで1度目の挫折

苦手科目をグッと落としてしまい、国立断念。

二月一日　私大四校受験　不合格が続く中、
北里大学の補欠者に入り、一縷の望みを持ち
二次試験に臨みましたが、合格ラインに届かず

改めて獣医学部の間口の狭さ、厳しさを痛感しました。

挫折を繰り返す中、何度も家族で話し合いました。
一緒に食事の用意をしながら、おやつを作りながら、
励ましあい、時にはケンカをしたり、よく話をしました。

不合格の結果の後、疲れ果て居間で一緒に寝てしまったことも

進路が決まらないまま卒業式を迎え、
どれだけ複雑な思いでいたことでしょう。
息子は決して顔に出さず、ひょうひょうとしておりました。
今思えばオロオロしていたのは親ばかり…(笑)

三月二十五日　北里大学　十和田キャンパスの
獣医学部 学部長から繰り上げ合格の連絡をいただき
感動で涙が溢れて止まりませんでした。

希望を捨てず 願い続けた勝利でした。

受験を通して 何があっても息子を信じきることの
大切さを教わりました。

我が家には、待つと言うこの期間が必要だったと思います。

すべてに感謝でした。

意味のない事は起こらない。

故に、桧山様との出会いは必然だったと思います。

出会いは財産です。

獣医学部で学ばせていただく使命をいただけたことに
ただただ感謝するばかりです。

在籍時はいつも暖かな励ましを、ありがとうございました。